マクロビオティックで使われる食材は陽性と陰性にわけられます。
そのため、マクロビオティックを意識したお菓子は陽性の食材を使うことになります。
マクロビオティックでは食事にも卵や乳製品、砂糖を使いません。
もちろん、おやつにも砂糖を使いません。特に上白糖は体を陰性に傾ける作用があると考えられているため、マクロビでのお菓子作りにも使用することはありません。
ただし、ミネラルが豊富に含まれている黒砂糖は、クリスマスやお正月などのお祝いの時には少々使っても良いされています。
マクロビオティックの食材で、調味として使用するものは、味噌、しょうゆ、塩、油になります。これらの調味用の食材はすべて陽性の食材です。
そのため、マクロビオティックのお菓子作りにもこれらの調味を使用して料理をすることで、食べ物を陽性にするということにもなります。
マクロビオティックの考えでは、じっくり時間をかけて発酵させて作られたものが、
身体によい食材だと考えられています。
マクロビオティックでは、水分の多い食材を陰性としていますが、
干したものは陽性に傾くとされています。
しかし、食材を干すことで食材内部の水分がなくなります。
また、干すためには時間もかかります。
干す工程が自然と時間をかけた食材作りになるため、マクロビオティックでは、
時間をかけた食材ほど陽性の度合いが強い食材になると考えられています。
そのため、マクロビオティックでのお菓子作りや甘さを出すために、干したレーズンやプルーンやイチジク、果実・干した野菜やドライフルーツを使うことで甘さを引き出します。
また、砂糖の代わりに、甘味料として米あめ、玄米水あめ、はと麦水あめ、玄米甘酒、てん菜糖を使って甘さを出します。
世界初の久司道夫認定マクロビオティックレストランのクシ・ガーデンでも、
卵や砂糖、乳製品、化学調味料を全く使わない健康的なスイーツを揃えています。
ケーキの種類としては、ドライフルーツとミックスナッツのパウンドケーキ、
オレンジシフォンケーキ、チーズを使わない豆腐チーズケーキ、ガトーショコラ、
生クリームを使わないデコレーションケーキがあります。
ここでは、マクロビのお菓子のレシピをいくつか紹介します。
マクロビのパウンドケーキのレシピ
■マクロビ パウンドケーキの基本材料
全粒粉 1カップ
無漂白薄力粉 1/2カップ
塩 少々
ベーキングパウダー 大さじ1/2杯
メープルシロップ 50cc
米飴 50cc
菜種油(最上品) 50cc
豆乳 120cc
甘さを出すために、ドライフルーツや紅茶などを使用すると、バラエティー豊かなおやつになります。お好みで、季節感のある果物や野菜、またはプルーンやイチジク、クルミ、お茶(ダージリン、ほうじ茶など)を入れると良いでしょう。
お茶を入れる際には、通常のパウンドケーキを作る時と同様に、コーヒーミルなどで
細かく粉砕する便利です。
焼き方は通常のパウンドケーキと同様です。
マクロビのカリントーは、粉の種類によって、玄米カリントー、ソバカリントー、オートミールカリントー、ポレンターカリントーなど、色々あります。
そのため好みに応じて使い分けると良いと思います。
ここでは基本の玄米カリントーの作り方を紹介します。
■玄米カリントーの材料
玄米粉:1カップ
小麦粉:1カップ
塩小さじ:1
シナモン適量、油適量
■玄米かりんとうのレシピ
かりんとうの作り方は、玄米粉と小麦粉に塩を入れ、耳たぶくらいの硬さになるまで水を加えます。
この生地を麺棒で伸ばし、適度な幅で細長く切りにし、それを油で揚げたら完成です。
■他のマクロビオティックカリントーのレシピ
ソバカリントーの場合:そば粉で生地を作ります。
オートミールカリントーの場合:オートミール粉と薄力粉を半々にして生地を作ります。
ポレンターカリントーの場合:栗粉と薄力粉を半々にして、玄米カリントーと同様にして作ります。
これらのカリントーは陽性の玄米粉やそば粉に陽性の塩を入れ、油で揚げて火を通すことで、より陽性が強くなると考えられているマクロビオティックのおやつの一つです。